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私は小さい頃からＴＶも漫画も見させてもらえない環境でした。唯一楽しめるメディアは音楽とラジオだけ。そんな状況は高校生になるまで続きました。
「ネットラジオ」という言葉を始めて知ったのは高校3年生終盤でした。大学もある程度決まり時間を持て余している私にネットサーフィンは最高のツールでした。そんな中でインターネット上で音声を配信している団体に行きついたのです。視聴すると自分なりの番組を作ったもので業界とは程遠いですが何か未来を感じました。高校時代にかったWindowsXPでフリーソフトやフリー素材をかき集め、自分なりにラジオ番組を作りました。初めて自分のサイトで番組配信したのが2004年の3月でした。全く知らないリスナーが視聴できる仕組みは面白いと思い、これを拡張することにしました。それが、ALFAというネットラジオを制作する団体ができた瞬間でした。スタッフも少しずつ増えていき、番組数も増え様々な方々に聞かれるようになりました。
しかし、インターネットは高速回線に変わり、映像へと変化していきました。そのためインターネットラジオという言葉は徐々に力を失い未来も見えなくなりました。業界も著作権問題で手をつける気配さえありませんでした。それでもラジオというメディアは今後インターネットに必ず移住すると予想していました。そのためにはオリジナリティが必要であり、ALFA独自のラジオ制作に対する考え方を徐々に創り上げていきました。例えば、当時ネットラジオはなんでも自由に話して放送するというスタイルが主流です。しかし私たちは、分数制限をつけて聞きやすく飽きさせないものでないといけない、と私たちは考えました。自然と私たちの考え方や制作物はブランドへと変わりつつありました。
2008年夏からラジオ制作に関するサービスを有償で提供し、様々なジャンルのラジオ番組をコーディネート、制作、配信しております。ALFAが出来ることは何か自分たちで把握し、日々サービス内容の充実を図り様々なお客様に愛される作品作りを目指して、今日もALFAは活動しています。 |
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